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パーティキャンドルタクト

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パーティキャンドルタクト BANDAI 2022年9月10日発売 6,050円(税込)

こちらはデリシャスパーティプリキュアのパワーアップフォーム「パーティアップスタイル」の変身&キメ技用アイテムで
物語の後編に登場しました。
ウォッチ型液晶アイテムとかジューザー型銃とか、デパプリアイテムは想像の斜め上を行くものが多かったので
かなり王道の可愛いステッキの登場は予想外でした。
でもプリキュア玩具は基本的に作中の描写や宣材写真を超える事は少なくて、実物は手抜きを感じる事例が多々あるので
余り期待していませんでした😓

こちらが本体


実物は思ったよりも可愛い!
キャンドルの発光部が薄ピンクで、光っていない時もカワイイです。
箱の写真や宣材写真だと発光部がピンクに光っていてモノ自体の色が分かりにくかったので
開封して率直に「久々に可愛いプリキュアのステッキアイテム来たなー」と思いました。
前年の口紅ロッドは塗装少なく手抜き感、更に前年は妖精の顔面パーツ付きと
王道から外れたようなデザインが続き、好きな人は好きかもしれませんが古参老害玩具オタ的には
ちょっと好みとズレてるかな、と感じておりました😓
プリキュアのおもちゃなんて子供が喜べばそれが大正解なんで、あくまで老害的価値観に基づいています。
大きさもリンクルステッキみたいな小ぶりなタイプのステッキなのでお子様でも遊びやすいと思いました。


プリキュアアイテムにしては珍しく外装にコスト割いてるな、といった印象。
4色に塗り分けられたお花や金塗装、クリアパーツなどかなり頑張ってると感じました。
まず年末の箱物的ポジションのアイテムだから定価が他のステッキより少し高額であるという事と
パーツ付替え不可能につきギミック面のコストが浮いたからかなぁ…と大人の事情的に勘ぐってみたり😅


肝心の真ん中のハートの所が真っ白なのがプリキュアらしい😂
ここが光ったり、クリアパーツだったらもっと良かったと思います。




こちらは付属の「パーティアップリング」です


リングを付けた方の手でキャンドルのボタンを押してキメ技発動する流れを取説では推奨されています。
しかし連動するギミックは一切ナシ
リングを付けていなくてもキャンドルのボタンを押せばキメ技発動できるので
なりきり遊び的側面でリングが付属しているという事ですね😅

本体にフーフーセンサーを搭載しているので、息を吹きかけてキャンドルを消せる点が面白いと思いました。


ギミックは、赤いクリアパーツのお花ボタンを押して、本体を振ると4人の掛け声と共に
パーティアップスタイルへの変身が進み、もう一回花ボタンを押すとキメ技発動し
最後にフーフーして光りを消す本編再現なりきり遊びができるモードと
お花ボタン長押ししてモード切替をして本体を振り、映画版のキメ技を放つモードと
よくあるメロディモード、占いモード、ゲームモードと特別なライトモードに切替て遊ぶ事が出来ます。
ライトモードは光るだけなんですけど、キャンドル型アイテムらしくて良いギミックだと思いました!
光を消したい時はフーフーすると消せます。
付属の台座に本体をセットするとキャンドルっぽさが増します。


おもちゃ公式HPには
「本体を専用台座にセットすることで、テーブルライトやベッドライトとしても使用可能です」
と書いてありました。
1分55秒で自動的に消灯するのでガチ使用は難しいと思うのですが
日常使い出来るなりきり玩具って何かときめきますね…
プリキュアなりきり玩具で一番日常使いできるアイテムはスマプリのロイヤルクロックだと思ってる。


上の写真では分かりづらいですが、一番上の火の部分も別色で光ってます!


プリキュアの玩具で別色で2か所光るのは大変珍しいです😲思い付かないです。
ガールズ戦士玩具(タカラトミー)だと普通にグラデ発光します。
分解した訳ではないので正確には分かりませんけど…

ぜって~~~LED2個搭載したくないっ!!!という気概を感じる玩具ナンバーワンはハニーバトンだよな~…
両端のハート、どっちか一つしか光りませんからね😅


このオレンジの光、最近どこかで見たなぁ…と🤔
…ハートフルーツペンダントのオレンジの光に何となく似てる…?


デパプリ玩具スタッフ内にオレンジのLED好き居る…?


半導体不足は重々承知しておりますが、それでも10年前に発売したスマプリのプリンセスキャンドルの方が
圧倒的にギミック面では強かったです。

キャンドル部分は光りませんが、フーフーセンサー搭載、デコル全認識、デコルによって技や効果音が変わるので
パーティキャンドルタクトを触っていてどうしてもプリンセスキャンドルの下位互換アイテム感が頭を過りました。
デパプリのファンアイテムとしてはこれ以上無いなりきり玩具であるという認識はあるのですが
プリキュアをシリーズで追ってる玩具オタとしては10年前の玩具の方が優れたギミックであるという事は残念でした。。

…という事で、パーティキャンドルタクトでした。
デパプリの玩具がお披露目になった時は「今年は何も買わないかも」とか思っていたのですが
気が付いたら結構買ってる…!


ちなみにジューサー銃も既に入手済みなのでデパプリ玩具めっちゃ買ってます😂
デパプリ自体がすごく良い作品だったので、作品のファンとしてもゲットせずにはいられませんでした😅

デパプリの華やかな少女漫画風のデザインの方が滅茶苦茶好みなので
是非とも油布さんにはまたプリキュアのキャラデザに携わって欲しいです!!


目の大きさや描き方、コスチュームの整合性のとれたフリフリ感、変身ヒロインの王道を行くデザインだと思う。

 

 


以下はデパプリともキャンドルタクトとも何も関係ない
「キュアウィング」のコスチュームについて思う事をつらつら書いていきたいと思います。
結論から先に書いちゃいますが、私は「当初ウィングのプリチュームを発売しない」としていたバンダイ擁護派です~
そしてイベント運営陣否定派です。
何故そうなのか、という事の説明が出来ればと思います。


 

事の発端はプリキュアの子供用有料イベントでプリキュアの衣装に着替えてなりきり遊びが出来るというコーナーで
初の男子プリキュア「キュアウィング」のコスチュームが無く、男児が着替えられずに泣いてしまった
という訴え的なツイートでした。
好きなプリキュアの衣装が無く泣いてしまった男児をとても気の毒に思うし
親御さんとしては有料のイベントに参加したのにお子さんが十分に楽しむ事が出来なかった事が
とても残念だったと思います。
そして数日内にバンダイからウィングのプリチュームのプレバン販売の告知がありました。
元々発売する予定があったんだとおっしゃっている方が多く見受けられましたが
実際に届くのは2024年1月という事なので、ひろプリが2年目に突入しない限り今回の騒動を受けての急な対応であり
ウィングプリチュームの商品写真は当初製作していたサンプルを引っぱり出してきたって所だと思います。


で、何故に私はバンダイ擁護派なのかと説明させて頂くと
このツイート以前の、そもそもの事の発端はプリキュアという作品が
親御さんに気に入られるコンテンツになる方面に舵を切った事になると考えていて
親御さんに作品として気に入られないと玩具を買ってもらえない、つまり親御さん=玩具の消費における門番だからという理由です。
(↑これはハグプリ辺りで番組制作サイドのインタビューに書いてありました)
プリキュアを子供に見せたいと思ってもらえるような、多様性を重んじる
今時の価値観に沿った高尚なコンテンツする必要があり
さらにその高尚なコンテンツを認知してもらうために話題性も必要になる訳です。
ひろプリの初の成人プリキュアや初の男子プリキュアなどが話題になりネットニュース記事になっていました。
ここで重要な事はこれらの門番対策があくまでも玩具販促の為に行われているという点です。
本気で男子プリキュアを売り込みたいから登場させたのではなく
男子プリキュアも登場するような多様性のある素晴らしい作品だから玩具買ってね、というスタンスです。
これが何故決定的に断言できるかというと
ウィングの初変身という一世一代の売り時に合わせて関連グッズが発売しなかったからです。
スカイトーンやプリコーデドールやぬいぐるみはバタフライの発売日と抱き合わせで初変身から2ヶ月ズレがあり
専用武器は存在していないし、プリチュームも発売していないからです。
で、この状態を思わしくない人達が沢山居て、多様性を売りにしてるのに何たる事だという事態に発展してる訳です。

ずーっとバンダイの商品を購入してきてバンダイにお金を落としまくってる玩具オタ的には
別に良くない?😅と思います。
だってバンダイって公的機関でもなければ慈善事業団体でも無く
多様性推進団体の寄付金や国民の税金から成り立ってるのではないから。
玩具や関連グッズの売上によって成り立ってる会社なので
当然ながら商売的に良い数字が取れないと最初から分かっているなら商品化しなくても良いと思います。
現に、このツイートをされた方は有料イベントに行ったらウィングのコスチュームだけ無かったと訴えているのであって
ウィング登場時に「ウィングのプリチュームが発売しない!」と訴えていたのではありません。
(この方のウィング関連のツイートを遡っても見当たりませんでした)
イベントにはプリチュームを置いていただけだから、ウィングのプリチュームを発売しないバンダイが悪いという事ににされていましたが
本当にそうなのかと疑問に思います。
イベントでウィングのコスチュームを着たかったという訴えと
バンダイがウィングのプリチュームを発売すべきという訴えは全くの別物だと思っているからです。
仮に既にウィングのプリチュームが発売していたとしても
イベント会場に置いてない場合、男児はウィングになりきれず残念な思いをする訳で。


ウィングのプリチュームを絶対に買わないであろう外野までこの状態はおかしいと糾弾していたのは
匿名SNSの恐ろしい側面であると感じました。
玩具オタとして、またプリキュアというコンテンツのいちファンとしてもこれがあまり良い状態だと思いませんでした。
なぜならプリキュアという作品に対しての玩具生産予算は決まっているからです。
・試験的に投入段階でまだ人気が実証されていない要素を持つキャラのアイテム
・悲しんでいる子供のために一緒に声を上げるけど、玩具は買わねー勢が発売すべきとするアイテム
つまり今回のウイングのプリチュームのようなアイテムまで公平に発売する必要があるとなると
変身アイテムや武器アイテムに更に予算が割けなくなってしまいます。
これを阻止するためにも、人気が出るか分からない新要素をもったキャラを登場させる試みを
今後やらなくなってしまうかもしれません。
バンダイを糾弾していた人の大半=玩具は買わねー勢と断定できる根拠は
ウィング登場時に同等の熱量でプリチュームの販売が無い事を糾弾していた人が圧倒的少数しか居なかったからです。
もし本当に玩具を買うつもりがあったら、このイベントで男児が涙を流す以前に
ウィングの関連玩具の展開が他キャラと公平で無い事はおかしいと声が上がっていたはずです。
今回バンダイを糾弾していた人達の何割が実際にウィングのプリチュームを購入するのでしょうか。
プレバンのランキング初日18位でした。現在は圏外です。
ペペルトポロンやみならいタップはプレバンランキング1位でした。

…と、ここまでは今回の騒動でバンダイを糾弾するのは間違ってるのではという私の思いであり
やはりウィング推しの男児が涙を流してしまったというエピソードは胸が痛みます。
冒頭にイベント運営否定派と書いた理由は
有料のイベントだったらウィング用の衣装を絶対置くべきだったと思うからです。
ウィングが好きなキッズも大勢いる訳で、そのキッズからも一律で料金を徴収しているのなら絶対置くべきです。
当日券大人2,300円子供1,900円と、映画より高額であり決して安い金額では無いと思います。
ウィングの衣装が無い事に対しての言い訳が
バンダイからウィングのプリチュームが発売していなかったからというのはズレていると思います。
置いてあるコスチュームがプリチューム(既製品)かイベント用に特別に用意したものかなんて
子供にとってはどうでも良い事だと思います。
サンプルでも良いからウィングのコスチュームを用意して置けば良かったじゃん、と思いました。
私はバンダイは擁護しますがイベントのコーナーには配慮が欠けていたと思います。

初代プリキュアからゆるゆると視聴してきました。(というか夢クレ時代からずっとニチアサ観てますが)
当初はぶっちゃけありえな~いみたいな女子高生の流行語を取り入れたり
恋愛描写があったりと、女児の憧れを投影したような日常パートに殴る蹴るの戦闘パートが斬新で
更に変身アイテムが憧れの携帯電話型という事もあり爆発的な人気を獲得しました。
シリーズが進むにつれ、どんどん道徳的かつ社会派な作品になっていってるような気がします😅
話題性の為だけではなく、社会派作品路線を本当に推進したいなら
売れるかどうか分からない新要素を持ったキャラにも公平に出資する覚悟がバンダイにも必要だったという事でしょうね。

しかし今回の騒動を俯瞰で見てみると、かなり話題性があり注目度も高まったので結果的にバンダイもにっこりでしょうね。
上記に「今後は人気が出るか分からない新しい要素をもったキャラを登場させる試みをやらなくなるかも」と書きましたが
話題性を重視したいなら今後も今までにない要素を持つプリキュアが登場する路線は続く気もします。
私的にキュアウィングは大成功だと思っているので今後もぽつぽつ男子キュアが出ると良いなーなんて思ってます。

以上、外野から遠巻きにキュアウィングのプリチューム騒動を眺めていた玩具オタの戯言でした。