ミラクルシャイニーシリーズ キューティムーンロッド BAMDAI 2023年2月10日発送 ¥5,060(税込)
こちらは虹色に光るギミックが特徴の「ミラクルシャイニーシリーズ」第二弾のキューティ―ムーンロッドです。
こちらが本体。
本体カラーが真っ白である事と、月の内部のクリアパーツや柄の部分に細かい紋様が施されている事が特徴です。
サイズは玩具やPROPLICAと比べるとかなり小ぶりで
昔発売したメッキ版のスティック&ロッドのキューティーより一回り大きい程度のサイズ感です。
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コンパクトが玩具版や作画の描写より少し大きめ、ロッドがかなり小さ目となると
シリーズとして揃えた時大きさのバランスがチグハグになるので
私的にはもう少し大きい方が良かったかな😅せめて当時の玩具版程度の大きさが欲しかったかも。
クリスタルスターと同じくメッキ部分はローズゴールドです。
高級感が有って良い感じです。
星ボタンで光ります。
ミラクルシャイニーシリーズの売りである虹色に光るギミックです。
キューティはLEDが1つしか無いようでグラデ発光しません。
月の中でグラデ発光したら綺麗だっただろうな…ちょっと勿体ないです。
このミラクルシャイニーのキューティのデザインに関しては、購入前からモヤモヤしていた点があり
届いて実物を見てもなんだかなぁ…といった印象は拭い切れませんでした。
という事で、このアイテムのデザインが好きで超気に入っている方は以下は読まない方が良いかも😅
…で、どこにモヤモヤしていたのかというと、本来ならメッキ塗装のパーツだった羽やハートやボタンなどの箇所が
謎のアレンジでプラスチック感満載の素材になってしまった点です。
私がメッキ教信者かつ当時玩具崇拝者だからそう思うだけで
このチープ化アレンジが好き!って方もいらっしゃるかもしれません😅
しかしこのアイテム自体、大多数は当時の玩具やPROPLICAが好きな方が購入するようなイメージだし
そこからあまりかけ離れないで欲しかったかも😅
1弾のムーンスティックは薄ピンクだったので元のアイテムとの色の違いが少なかったのですが
キューティはピンクが白に変更になったため、雰囲気がガラりと変わりました。
白という色は難しくプリキュア玩具等々でも、どうしても安っぽさが押し出されてしまうカラーです。
わざわざ難しい白本体に変更したのにガシャや食玩やより
安っぽく見えるアレンジをする必要性って何だったんだ?😅
500円のガシャでもメッキとクリアパーツでハートと宝石を表現できていたのに
プレバン限定5000円オーバーのコレクターアイテムがこの安っぽいハート+宝石なのは解せないです😂
ハートの両脇の翼が立体的に造形されているのではなく
謎のツブツブでアウトラインを縁どられて表現されているところもイマイチ魅力が理解できず…😅
普通にメッキの方が良く見える😂
柄の部分のレリーフのアップ。
先端がクリアパーツな所は良いですね。
メッキ教信者としては、この箇所も当時の玩具やPROPLICAみたいに普通に全メッキでも良かったかな😅
丸で囲った月の真ん中の点々、ここのアレンジも個人的にはあまり刺さらなかった😅
これ本来光る箇所でクリアパーツでした↓
このように発光する部分なのに、ペタっと塗装されていると、塞がれてる感を感じてしまって…
第一弾はキラッキラなラインストーン仕様だったのに
何故にキューティは塗装仕様になってしまったんだろう🤔
ちなみに食玩版(左)ガシャ版(右)共にラインストーン仕様。
かなり小さい指示ボールでさえメッキの煌めきの上にクリアレッドが彩色されていて
濁ってる感は無いのですが…
うーん…このピンクの塗装安っぽく見えてしまう😓
セーラームーンのアイテムの世界観の解釈不一致というか…
ラグジュアリー感が抑えたポップな可愛さが自分の中にあるセーラームーンのアイテムの世界観に合ってないから
違和感を感じているんでしょうね…🤔
コンパクトが元のアイテムより豪華な装飾になったのに、ロッドが質素になってしまったので
ミラクルシャイニーシリーズのコンセプトをもう少しはっきりして欲しいと思いました。
プリズムパワードーム(300円)まで値段が下がると塗装ですね。
箱の上部にデザイン図が描かれています。
これって3Dプリンタのデータをアウトライン化したもの?逆にこれをなぞって3Dの立体データを作ったって事かな?🤔
この図の時点では物凄い豪華で繊細なロッドに見えます。
羽の部分はデザイン図ではとても豪華なのに実物は素材が安っぽく
実物では一番存在感を放っているのはネジ穴なのが惜しいです
プリキュア系含めBANDAIの女児向玩具全般、豪華な紋様が彫られていているものが多いです。
しかし3Dプリンタのデータ上では『線』として認識できたとしても
実物では『素材のデコボコ』でしかないんですよね😓
実物で線として認識できるのは色と材質(光の反射率が違うもの)が隣り合って異なる場合だけで
凸凹のような段差は線として認識できません。
再販版ムーンスティックや、ペペルトポロンみたいに紋様が無くても成り立つデザインに
更に柄の部分に少し彫ってある程度がバランス的にも凄く良いと思います。
今回のアイテムやプリキュア玩具みたいに紋様を「線」として捉えた上で全体のバランスをとると
線がにぎやかな分、本体の色と材質が起伏無く全体的に安っぽい感じが漂ってしまいます。
データ上ではなく実製品としてアウトプットされた時どのように目に映るか、という点を
もう少し考慮してデザインして欲しいと常々感じています。
そして今回のアイテムでは彫られまくってる豪華な紋様とポップな系統へのアレンジが
あんまり噛み合ってないように感じました。
昔の作品の再玩具化なんて、実現してくれるだけで本当に嬉しいという事が大前提ではありますが
だからこそ、せっかく商品化してくれるのだから、微妙にズレてるのが勿体ないという思いで訴えさせて頂きました。
あと裏側の分割線が謎で気になりました🤣
一瞬、先端が折れちゃったから接着剤でくっつけた個体だと思っちゃいました🤣
このように謎分割しないといけない理由が何かあるという事なんだろうと思います。
長くなりましたが、セーラームーンのなりきり系アイテムを買い支えている皆さんって
メッキやらラインストーンのキラキラ感が好きって人が多いのでは?と考えています。
そして、当然の如く元のアイテムのデザインが好きである事も大前提なのではないでしょうか。
なのでこのような謎アレンジって必要なんだろうか?と疑問に思ってしまう一品でした。
最近のプレバン受注のアイテム型商品は結構良い商品が続いていたので
久々にこんな感じのレビューになってしまいました😅
受注時の写真から微妙な雰囲気が漂っていたので受注数が想定より伸びなかったのか
ミラクルシャイニーシリーズの第三弾の告知が来ません…
ここまで買ったんだからコズミックとスパイラルのミラクルシャイニー版も欲しいんですけど…
もしシリーズ続くなら、スパイラルは白ではなくピンクが良い😖
元アイテムからダウングレードするようなアレンジになりませんように🙏