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PROPLICA ムーンスティック

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PROPLICAムーンスティック BANDAI 2014年4月19日発売 8,800円 

発売から1年近く経ってしまいましたが、今更「PROPLICAムーンスティック」の紹介をさせていただきます。
発表段階や試作段階の写真を見た段階では違和感をあまり感じなかったのですが…開封したら柄の色が濃すぎて違和感が…
ピンクの種類もブルーピンクではなくサーモンピンク寄りで、劇中のムーンスティックとはかなり違った印象。
高額だっただけにショックも多かったです。
…ということで最近まで封印していましたが、4月から再放送が始まるということと
PROPLICAクリスタルスターが発売するの機会に紹介しようと思いました。



玩具版のムーンスティックとは違い月の造形がシャープ。
大きさは再販版や実写版のムーンスティックより小さめ。アニメのセーラームーンが実際に使っている縮尺で作られているそうです。
銀水晶の花も付属しています。
音声ギミックの切り替えスイッチや、銀水晶を取り付けるためのパーツを外すスイッチなどは極力目立たないように設計されてます。
この状態では銀水晶未装着版の音声が楽しめます。
先ほど書きましたが柄の色が劇中と異なりサーモンピンク寄りで濃いです




銀水晶装着ver
銀水晶&台座の花は見る角度によって色が変わるオーロラ塗装されています。
自分の中では銀水晶ってクリアでキラキラしているイメージがありましたが、残念ながら不透明でした。。LEDが透けてしまうからでしょうか?
多色に光り輝きます。

再販版との比較↓ムーンスティックはこの再販版が一番お気に入りだったりします。

大きさも違いますが、月の造形、柄のレリーフやボタン、銀水晶の色など、かなり違いがあります。
やはりこうして並べてみると柄の色はブルーピンクの方が好きだな…と思いました。
柄以外にも色が違うと思った点があります。


再販版のムーンスティックはこの中央部分の宝石が濃いピンクなのですが、PROPLICA版はクリアです。
アニメでも濃いピンクでカラーリングされているか、というと微妙ですね…。影になる部分だから濃く塗られてるだけかも…?
ちなみに初版の玩具の宝石も濃いピンクです。
この宝石部分の大きさの比率は、初版・再版の玩具版の方がPROPLICA版よりも劇中に近いと思います。
描かれているコマによって違う比率が若干異なるのですが、大体玩具版と似た比率で描かれています。


写真屋で好みのカラーリングにしてみました…


     →→→  

うーん…微妙!PROPLICA版は宝石部分がデカい。
勝手なイメージですがムーンスティックの柄ってもう少し細かったような…!



8,800円という自信満々な値段設定だった事もあり辛口ですが、はっきり言って値段以下。

ギミックと造形美の主張が激しすぎて肝心の「劇中で実際にセーラームーンが持っているものと同じ」感じが薄いです

確かにブルーピンクは「おもちゃのピンク」感があります。言い方を買えれば安っぽく見えます。
サーモンピンクの方が高級感が出ます。しかし、劇中の色とは違うこの色に決定してしまった時点で
セーラームーンの劇中小道具をつくろう!」という熱意よりも「自分達の満足に値する商品をつくろう!」という熱意の方が上回ってしまっているのです。


例えばこの宝石部分の比率ですが、やはり昔の玩具版の方がアニメの大きさに近いでのす。
「ギミックを魅せたいが故にアニメ作画よりPROPLICA版の宝石部分はクリアで比率も大きい」ように見えます。

ここで重要なのはこのムーンスティックにお金を出す「需要側」がこのムーンスティックのどこにお金を出しているか、という点です。
今でも昔と変わらずセーラームーン大好きな方だったり、純粋にムーンスティックに愛着があった方だったり
懐かしいという思いから購入を決めている方が多いのではないでしょうか。
なのでここはギミックのアピールよりアニメに忠実な大きさにするべきだったと思います。

このPROPLICA版は玩具版の「改良」だったか「改悪」だったか…と言われると…
値段分は玩具版の魅力を超えては無いです…
ギミック、音声やスイッチなどが目立たないという事、月がシャープだったりと、熱意を感じる事が出来る点がありましたのは事実ですが…
改良点よりも、色やバランスは微妙な違いの改悪点の方が目立ってしまった印象。
当然、昔の玩具版より「PROPLICA版の方が高級感あって断然良い!」という方もいらっしゃるとは思います。
しかしながらメッキや放送当時からおもちゃを愛する身としては、昔と同じものを再販してくれるのが一番うれしいのです。



ぼろくそ言ってますが銀水晶の花は良かったです。


これは当時ですら商品化していなかったと思います。
オーロラ感をアピールする為に鮮やかさ強調してみました。

これを含めても5,800円位が妥当だったような気がします。

以下
セーラームーン20周年グッズ展開に対する訴えも交じります…。


当時の玩具が小物入れや実用グッズとしてリメイクされて販売されているのですが
根本的に
復刻とリメイクは全然違う。と思うのです。
「リメイク(改良・改変)して欲しい」とは発売からそれほど年月が経たないうちに思う事だと思います。
買ったけど不満がある・この部分が変、イメージと違う…等々。

「復刻して欲しい」とは発売からかなり年月が経ち製造が終わり店頭から姿を消し手に入らない状態になって思う事だと思います。

なので「リメイク」と「復刻」は似ているようで、それらを求められる年月が丸っきり違うのではないのでしょうか。


製作元にとってはリメイクする事=わざわざ手間をかけてあげている事かもしれないですが
手間をかけても必ずそれが全て「改良」であって、必ず喜ばれる…という事には繋がらないと思います。
PROPLICA版ムーンスティックはそれが顕著に表れた形だったなぁ…と。
発売する前のPROPLICAという企画を見た時には劇中小道具として再現なんて面白そうだし
きっと今までのムーンスティックの中で1番可愛いくなると楽しみでしたが
自分にとっては明後日の方角へ全力投球されちゃった感じが否めません…
やっぱり玩具再販して欲しいです…Dosomo_kao9実現しないものですかね。近い所までは来ていると思うけどDocomo_kao5

リップロッドデザインのツインリップクリームロッドが発売したり
外見はリップロッドの縮小版のスティック&ロッド3の発売が控えていますが…
あえて「玩具版と同じもの」はリリースせずあえて少し外しているのでしょうか。
散々「近いけど違うもの」リリースして、そのうち人気が終息して結局玩具版が再販されないとかはやっぱり嫌だなぁ…ちゅん汗
コスメとして発売とか少し小さくしてガチャ化とか、それでも十分嬉しいし実際にゲットしたら想像以上に可愛いかったりして
嬉しい驚きもあるのですがおもちゃ愛好家としては玩具再販が一番嬉しいです…ぐすんぐすん