PROPLICA クライシスムーンコンパクト BANDAI 2022年1月25日発送 8,800円(税込)
劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」よりクライシスムーンコンパクトがPROPLICAより発売しました。
去年2021年のうさぎちゃんBDイベントで情報解禁され、8月に予約開始されたものなので
発表から入手まで半年以上かかりました😓
こちらが本体
き…っキラキラしてる…!
PROPLICAらしく、とても造形が良いです!
開くと
ミラーに窓が付いていて、閉じていても発光が楽しめる仕様となっております。
銀水晶がクリアである点もポイント高いです。
銀水晶廻りの模様は当時の玩具版より虹色の模様の彩度(濃さ?)が上がっています。
左が95年に発売した方、右側が再放送版です。
95年版から再放送版にかけて大きく劣化したポイントが、ミラー部に窓が無い所。
コンパクトを閉じた状態でも発光を楽しめる点がクライシスムーンコンパクトの最大の特徴だったのに
95年版のみ搭載されていたセーラーリンク機能が削られた事が原因で閉じた状態で発光する必要がなくミラーに窓が無くなってしまいました。
で、その窓がPROPLICA版にて復活しました!!
PROPLICA版の蓋閉じて発光している所
当時の玩具ファンとして閉じながら発光が復活してくれてとても嬉しかったです!
コンパクトを開いた状態だと変身シーンの音声、閉じた状態だとセリフや映画主題歌が流れます。
開閉によって流れる音声が異なるというギミックは面白いと思いました。
銀水晶アップ。
今回も前回のカレイドと同じく発光していないときはLEDが見えない仕様です。
今までのセーラームーンのPROPLICAのコンパクトは発光部がクリアパーツではなく濁っていたので
全部クリアパーツ化して作り直して欲しい🥺
発光するとこんな感じ。
普通にLEDがピカピカ光ってる😅
セーラームーンではなく、ちびムーンのアイテムの発光部は何年も前から透明だし光り方も綺麗。
本品も光り方にもう少し工夫を凝らして欲しかったかも。
蓋のクリアパーツのカットの美しさは素晴らしく、どの角度で撮影したものがベストなのか分からなる程です。
個人的には3枚目の↑の角度がベストに見えます。
ホロ紙に頼らずクリアパーツのカットでキラキラ感を表現する点はさすがPROPLICAです。
当時の玩具はホロ紙でキラキラが表現されています。
おもちゃ!って感じで玩具ファンとしては、こちらもこちらで好きです。
裏面
今回も電池蓋隠しが徹底されていて本物感の演出が徹底されているように思いました。
箱もいつも通り箔押しされていて高級感があります。
裏側に掛け声が書いてあって、開封しながらワクワクしました😊
この製品自体はめちゃくちゃ良い商品だと思いました!
惜しまれる点は原作基準の新作映画「美少女戦士セーラームーンEternal」版である所😂
カレイドの時と同じく、90年代に毎週刷り込みのように聞かされていたあの音声が鳴らず
さほど愛着のない新劇場版の音声が流れます。
あの頃のクライシスのリメイクではなく完全な新製品を購入した事を実感し微妙に気落ちします😅
武内先生の作画において、アイテムは繊細で透き通るようななガラス工芸や宝飾品のようなイメージに近く
製品化するにあたり『玩具』が一番映えるようには思えないのです。(個人的な感想です)
あの繊細さを玩具で表現可能なら今後も原作基準での玩具を当時品版と併せて展開して欲しいです。
最近の玩具市場ではメッキのキラキラ製品が枯渇している事と
おそらくこの商品が売れないと次に繋がらないので購入してはみたものの
90年代版のクライシスが欲しい~~ッ!!!という思いは変わりません😭
ちびムーンコンパクトが90年代版、クライシスが新劇場版なのでチグハグ状態になっているので
今後、クライシス90年代版が発売される事をマジで祈るばかりです。
もし発売するならSsの変身シーン的に交互に銀水晶光って掛け声がぴったり合う仕様が絶対良いのですが
2019年に先行して発売しているちびムーンコンパクトに、
2022年以降に発売するか定かではなない製品とのリンク機能なんて絶対搭載されていないだろうな😂
90年代版が発売しないかもしれない…という根拠は
当初魂ネイションの公式Twitterでは本品の紹介に「-Eternal edition-」の文字が有りました。
『PROPLICA クライシスムーンコンパクト -Eternal edition-』魂ウェブ商店で受注開始!
— 魂ネイションズ公式/魂フィ (@t_features) 2021年8月6日
スーパーセーラームーン/月野うさぎ役・三石琴乃さん撮り下ろしボイスをはじめ音声・発光ギミック満載の豪華仕様!!https://t.co/PQFcES4T9b#美少女戦士セーラームーンEternal#劇場版セーラームーン#PROPLICA pic.twitter.com/rBX4hPp25N
「-Eternal edition-」であるのは、90年代版基準の「通常版」が控えているからだと考えていました。
でもプレバンもセーラームーン公式でも「-Eternal edition-」の文字が無いんです😢
その後魂ネイションのTwitterでも「-Eternal edition-」の文字が消え
普通に「PROPLICAクライシスムーンコンパクト」になりました😰
つまりコレが90年代版基準の復刻的役割も含めた「クライシスムーンコンパクト」であり
今後Eternal版ではない普通のクライシスは発売しないって事なのかな…と。。
「-Eternal edition-」だと後々通常版が発売しそうだし、そっちの方が需要があるから
販促戦略の一環として「-Eternal edition-」の文字を消しただと良いのですが
その場合、発売元がEternal版の方が人気無い事を半分認めてしまっている事になるので
それも微妙だよなぁ…😩
90年代版のPROPLICAクライシスを発売してほしい気持ちが強いですがどっちに転んでもモヤモヤします…😒
「-Eternal edition-」として最初にお披露目されたのは2019年の魂ネイションでした。
【魂ネイション2019開催中!】
— 魂ネイションズ公式/魂フィ (@t_features) 2019年10月27日
ベルサール会場では、PROPLICAシリーズで新作の劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』のムーンカレイドスコープ、クライシスムーンコンパクト、ちびムーンコンパクトの“Eternal edition”を参考展示!Figuarts miniも♪https://t.co/Ll4p7MZD95#t_n2019 pic.twitter.com/vfriwhaAKN
この頃はちびムーンコンパクトとセットで飾れる台座も付属していたし
中のホログラムも本品とは違う色です。
メッキの黄味のムーンカレイドと同等の黄ばみっぷりでしたが
本品は黄味がかなり抑えられていて、その点も良かったです。
↑プロプリ彩色さん大好物の真っ黄色カレイド
↑黄ばみが抑えられているクライシス
Eternal版も90年代もガワはそんなに変わらないんだからどっちでもいいのではと思われそうですが
原作基準Eternal版と当時の玩具版と翼の角度が違うのです。
ガチ勢以外よく分からないかもしれないので写真で解説致します。
上側の「下向きの翼が原作基準Eternal版」下側の「上向きの翼が当時の玩具版」です。
同じスーパーセーラームーン変身用アイテムである聖杯の羽が下向きでした。
ニュアンスとしては下向きのままの翼(Eternal版)だと聖杯の力を継承したアイテム
上向き(当時の玩具版)だと聖杯よりさらにパワーアップしたアイテム
みたいな感じの微妙な違いを感じます。
セーラームーン30thのアイテムたちもEternal版ばっかりで今後も90年代版の展開は積極的に成されない予感😂
一部のEternalファンには古参ファンは黙って昔の作品観てプレ値で当時品買ってろよ!と思われそうです。
セーラームーン20th始動当初に90年代からの根強いファンが爆発的にグッズ課金した応酬で25、30thまで続いている訳で。
そう言い切れるのは「セーラームーンcrystal1・2期」がアニメ作品としてはズッコケた結果となったからです。
グッズ課金したのに古参ファンの愛する90年代版を蔑ろにされ、別コンセプトの新作で展開され続けたら不満が募る事もご理解頂きたいです😩
あの根強いファン達による爆発的グッズ課金が8年前の2014年。
せっかくなので振り返ってみます。
予約希望アクセス殺到しすぎてプレバンに繋がらなくなったシャイニングムーンパウダー。
ネット記事にて、企画したバンダイ女性社員が予想を大きく上回りすぎてビックリしたと書いてありました。
争奪戦になり速攻プレ値になったコンパクトガチャ。後々再販されました。
売り切れて即再受注になったミラーケース。
当初入手困難だったダイキャストチャーム。
これらすべて90年代版基準で作られています。
このまま半導体不足が続けば次のセーラームーンのPROPLICAはかなり先になりそう😰
とにかく、当時発売した玩具版のクライシスの発売を信じて待ちます😂