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ドリーミーコンパス

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ドリーミーコンパス メガハウス 2021年10月17日発売 4,378円(税込)

こちらはミュークルドリーミー2期のアイテムです。
変身してユメシンクロしたり、探し物の探知する役割があります。
作中で登場後半年でようやく発売となりました。
注目すべきは発売元がメガハウスである点です😂
ミュークルの玩具はアガツマが発売していたのに2期目のアイテムからは
フックトイを中心に展開するメガハウスに変更になりました😓
何故このように変更になったのかの考察は後述させて頂きます。

玩具本体はこちら

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デザインなら2021年発売玩具の中でもトップクラスに好きです!
作中の作画や立体モデルから省略されずそのままの形でリリースされて良かったです…!
本体のデザインと箱のデザインがとにかく可愛いという事がこのドリーミーコンパスの価値の大部分を占めていると思う😂

立体的な角度で見るとこんな感じです。

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予想していたより分厚くて結構なギミックが搭載されていそうですけどそんな事はありません😅
このドリーミーコンパス、「本体はめちゃくちゃ可愛いけど現代の基準ではギミックが微妙」これに尽きます。

どれみ位の年代の玩具だとピカピカ光って鳴るだけで充分だったのですが現代基準だと物足りない印象でした。
ユメシンクロのなりきりモードを発動した時の光り方がこちら。

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上部がピンクでピカピカ光るだけ。
作品が忠実に再現されていますが、BGMは豪華さに比べて光り方がしょぼい😂
↓おしゃべりモードの方が光り方が豪華😂どうなのこれ…

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発売元がアガツマだった場合、上部のピンクの星の所がクリアパーツだったと思うし
羽も作中みたいに光ったんだろうな…と。

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発光のエフェクト自体もアガツマの方が良かったと感じてしまいました…。。

文字盤の模様が印刷で表現されている点が安っぽいプリントアイテム感が出てしまい勿体ないと思いました。

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星形やしずく型の宝石もプリントで表現されています。
玩具の醍醐味である立体感や電動ギミックで表現して欲しかったです。
宝石はクリアパーツ、文字盤の虹色はアイドルウォッチみたいに光って欲しかったです😞

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あと箱にコンパスの針がクルクルまわる★と書いてありますが

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手動です。

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まわる★ではなく、まわせるよ★の方が正しいかも…😓
コンパスにおいて肝である針がギミックに関係していない点も残念でした。
針の指す位置で喋るキャラが違うとか、針の回転で発光してSEが鳴るとか
色々あると思うのですが…
針の中央も水色のラインストーンから乳白色のボタンみたいな造形に変更されてしまいました。

本体裏側

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電池蓋のデザインが可愛かったです。
↓コンパクトと同じデザインが共通規格っぽくて好きです

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本体のデザイン自体が可愛いさとギミックのクオリティが釣り合っていない気がします。
ただ、本品が無事発売されただけで良かったと思います。

以下は『ミュークルドリーミー』についてとアガツマメガハウスになった事の考察です。

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2020年の4月からスタートしたサンリオのアニメ・ミュークルドリーミー。
プロットやお話の構成はほぼ『おねがいマイメロディです。
正確には毒気や起伏が抜け、安心して視聴できるおねがいマイメロディといったところ。
マイメロディは欠かさず全話は観ていないんですが、たまに観ていて
サンタクロースがすっ裸でバイオリン弾いてる狂気じみた絵面が鮮烈に記憶に残ってます(白目)

www.google.com

ミュークルは全体的にほんわかしてファンシーな空気が漂う作品です。
悪の女王様が悪さをしていた原因が作り途中のたくあんを勝手に捨てられたからって所はちょっと狂っていましたが
基本的には、日常に少しおかしな事が起こり、マスコットと一緒に不思議な力で解決するというお決まり展開が一年間続きました。
しかし玩具展開は徐機を逸しており、まともだったのは一期目開始時にステッキとコンパクトが発売したところだけ。
その後は毎週集まるストーンを収納する「ドリーミーボックス」が発売せず
夏にはなぜかお邪魔キャラである「ゆに様」のグッズを大量連発。
作中でゆに様が子供に人気になるようなエピソードは一切無く、ひたすら一般人を闇落ちさせる役目は変わりませんでした。
さらに、これは悪手だと思うのですがスタート時に発売したステッキとコンパクトに
新しくストーンを追加したセットをクリスマス商戦で発売しました。。
プリティーシリーズでも似たよな事やってますが、さすがに色を変えたり多少仕様変更しています。
キッズにとっては貴重なクリスマスプレゼント権。
すでにコンパクトかステッキを所持しているキッズはこのセットはまず購入しないでしょう😩
もう一つのクリスマス商戦系アイテムとして空の上のお城(一期目ではあんまりいかない場所)のハウス系玩具も発売しました。
そして後半毎週バンクで登場していた「ドリーミーボックス」が発売しないまま1期目がラストに差し掛かった時
2期のメインアイテムが1期目のうちにパワーアップアイテムとして登場。
で、2期目内で発売する玩具は、発売元がアガツマからメガハウスに変更されました。
同シリーズにおいてメインの玩具会社が変更になった事って今までのありましたっけ?😅
どのような内部事情があったかは定かではありませんが
1期目でアガツマが発売した玩具売上が好調なら2期目もそのままアガツマが開発・発売すると思う。
…という事は…良い数字が出なかったんだろうと思うのです。
それを裏付けるように、ディスカウント店にてミュークルの玩具が半値以下で流れてきていました。
この結果を残念に思うほど番組内でバシバシと玩具販促していたかというとそんな事もなくて
ステッキとコンパクトを使用する「ユメシンクロ」をしない回もあったりしました。
とにかく謎すぎる商品展開を繰り広げているミュークルドリーミー。
何故こんな謎展開をしているのか妄想・考察してみます。
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恐らくステッキとコンパクトのセット販売はする予定は無く
本来はドリーミーボックスを発売するつもりだったのでは、と思います。
何故かというと既に書いた通りステッキかコンパクトを購入済みのキッズはこのセットを絶対買わないからです。
さらに『後々もっといいやつが出る』という状態を作るのは「次に出すアイテムの初動が鈍るリスク」を作ってしまいます。
商品の売上において初動がとにかく大切で初動の数字で今後増産するかどうかを決める程です。


で、何故にドリーミーボックスが発売出来なかったのかというと売上云々ではなくコロナが原因だと思います。
先に発売したステッキとコンパクトやゆに様グッズが売れなかったからこれ以上投資出来ず…という訳ではなくて。
競合他社であるタカラトミーがコロナで中国の工場が稼働せず生産の目途が立たないという記事を目にしました。
アガツマでも似たような事が起こっていたのではないでしょうか。
さすがに4月と8月の売上を鑑みて10月に発売する玩具をどうするか決める事はスケジュール的に絶対無理だと思います。

玩具って1年前から発売に伴う企画・製造等の準備をしているので
■2020年4月に番組開始と同時に発売するステッキコンパクト→2019年内後半頃には工場に頼んでる
■夏頃に発売するゆに様グッズ→上記のアイテムの製造が終わったら続けて製造
■クリスマスに発売する玩具→2019年終盤~2020年初旬、コロナ禍に差し掛かり一部商品が工場に頼めない
その「一部商品」こそがドリーミーボックスだったのではと思います。
同じクリスマス商戦アイテムの『空のお城』はドールが別売りになっていて
コレがポシャったら先に発売するドールの発売にも影響してしまうので
空のお城は必ず発売させなくてはいけない物だったと考えられます。
なりきり玩具で1万円程度のクリスマス商戦アイテムが発売できないので
先に発売していたコンパクトとステッキをセット発売したのではないでしょうか。

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ここからも引き続き勝手な憶測ですが、1期目は思った様に展開出来なかったので
2期目こそ!と意気込んで早々にレインボウを製造したけど
その頃には今まで発売していたミュークルの玩具の成績が全く期待値に届いていないという結果が出てしまっていて
同タイトルの2期目に玩具を発売し続けでも採算取る事が難しいし、現段階で出た赤字の補填をしなくては、という事で
ミュークル2期内に登場する玩具の商品化許諾権を他社(メガハウス)に売却。
これによって既に製造済だったレインボウを2期目内に登場させる事が出来なくなり1期目から無理やり登場。

アガツマが手を引いたことにより当初玩具化予定だったと思われる「ミュークルスター」が作中でほぼ空気化
一応毎週出てるけどコンパス起動時にかざされるだけで作中活躍ゼロ。
あとちあちゃんの育成要素も空気化されてません?😓
アガツマだったらギミック付のチアちゃんお世話ぬいぐるみやお世話セットが発売していたんだろうなと思います。
サンリオから申し訳程度のギミック無しのぬいぐるみしか出なかったので
せっかくの新キャラなのに推されてない感が伝わってしまいます😓

2期目玩具を展開するメガハウスは基本的にフックトイを中心に展開している会社で
DXなりきり玩具を第一線で企画開発及び発売している会社ではありません。
メガハウス社の商品のラインナップを見る限り複雑な電動ギミックを搭載している製品はほとんど無いのです。
玩具の開発と製造なんて大体がメーカーの下請けが担っているので
メガハウス(メーカー側)が「アガツマ社が発売したものに劣らないギミックを!」と下請けに開発依頼していれば
作中のようにミュークルスターと連動して起動したり羽が発光するギミック再現も可能だったと思います。
しかしミュークルは最初から採算をとる事が難しいという形で譲り受けたタイトルだったので
開発に予算を割く気は更々無かったと推察されます。
本記事でコンパスのギミックは微妙とまとめましたが、その原因はこのようなものだったと勝手に予想しています。

もう少し具体的な考察だと
アガツマが下請に依頼して製作途中だったコンパスの発売権が別会社(メガハウス)に移って
別会社(メガハウス)によってギミックを大幅に簡略化しコストを落として発売に至った。
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元々針の真ん中は水色のラインストーン型のギミック付のボタンだったけど、コストカットの際に外されて
乳白色の押せないボタンみたいなのに変更された。とか?🤔

以上、私が勝手に妄想しているだけのミュークルドリーミー玩具展開が常軌を逸している理由でした。

同じくメガハウス製のチアふるステッキは、スタプリの「トゥインクルステッキ」にそっくり。
ギミックはカラフルに発光するのみでスピーカーすら搭載されておりません。
このように超シンプルなギミックの商品が令和のなりきり玩具の第一線で発売される事もある意味貴重です。
なりきり玩具で1期目と2期目で違うメーカーから商品展開される前例が思い付かないので
コンパスとチアふるステッキは存在自体が稀有だと思います。


本来ならとっくの昔に購入済みだったレインボウの紹介を先に済ませたい所でしたが
クリスマス前という事もあり(?)謎に高騰しているので今の所も通常価格で購入できるコンパスを先に紹介してみました。