sweet candy 魔女っ子おもちゃ ブログ

可愛いと思った魔女っ子おもちゃを紹介していくブログです。ブログ内の全画像の無断転載禁止。

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プリたまGO パウダーピンク

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プリたまGO パウダーピンク  タカラトミーアーツ  2020年07月16日発売 7,150円(税込)

 

こちらはプリチャン3期から登場するアイテムで
プリティーシリーズお馴染みのゲーム筐体と連動する液晶アイテムです。

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たまご型の育成ゲーム。たまごっちを連想させられます。
本編に登場するマスコットの育成ゲームの他に
背面に搭載されているカメラを使った遊びも内蔵されているようです。

開くとこんな感じ。

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画面外周の金色の部分が自転車に取り付ける反射板みたいに見えて私的にはなんか微妙でした…。
普通にツルっとしたメッキの方が良かったです。
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龍頭がメッキ塗装されていて可愛い。
このプリたまGOの可愛さはこのメッキ塗装の竜頭に集約されていると思います!
プリパラのアイドルウォッチの時は竜頭がメッキ塗装されていなかったんですよね…😩
今回はされていて良かった😊

背面のカメラ
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このプリたまGOは竜頭を含めてもサイズは縦10センチ以下でカラー液晶玩具の中ではかなり小型です。
これほど小型の液晶玩具にもカメラ搭載できるなんて現代の玩具は凄いと感じました!
画質はプリパラ時代の玩具と同程度です。
今回のプリたまGOは信号で筐体連動するのではなく、画面に表示されるコードでの連動なので通信窓はありません。

…これより小型かつカメラ搭載していてタッチ操作出来て鍵差込で操作出来て
定価もこれより安かったフェアリルカメラって実は神玩具だったのでは…

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↑これ

プリたまGO本体にはデコ用のシールやプリたまGOゲーム内で使えるコードチケットも付属しています。

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他にも筐体ゲームで使用できるカードも付属しているそうです。

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玩具会社がスポンサーのアニメ番組において、この玩具1品で1年と3か月間も持ちこたえていた事が凄いと思います。
プリチャン2期の玩具の余りっぷりから察すると、3期からは連動玩具ではなく
純粋に筐体ゲームに主軸を置いた収益モデルに移行する事にしたのかな…と考えています。
純粋にコロナで玩具の生産が思うように出来なかっただけかもしれませんけど。

以上、プリチャン3期で唯一発売した玩具・プリたまGOでした。

 

 

デザインパレット シャーベットピンク

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デザインパレット シャーベットピンク タカラトミーアーツ 2019年7月11日発売 10,978円(税込)

キラッとプリチャン2期で発売した液晶アイテム「デザインパレット」は色違いで4種類発売しました。
今回紹介するのは先行して7月に発売した「シャーベットピンク」です。

こちらが本体

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このシャーベットピンクは主人公・みらいが七星あいらからコネでもらったデザインパレットで
主人公アイテムらしくピンク×金で可愛く仕上がっています。
本編観ていない方にとってはジュエルパクトよりもこのデザインパレットが動画撮影用玩具に見えるだろうな😅スマホ型だし。
本編ではジュエルパクトのジュエルを外してカラになった差込口がカメラという設定でした。

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パレットも同じような差込口はありますが、こちらでは撮影アイテムではなくコーデ作成用アイテムでした。

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毎週活躍する機会があったジュエルパクトとは異なりデザインパレットは若干影が薄いアイテムでしたね😅
2期後半にダイアモンドコーデ(2期目の最重要アイテム)ってどんなデザインだろうと
このデザインパレットを使ってシミュレーションする話が印象的でした。

 

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このシャーベットピンクに付属するキラッとジュエル。
キラッツのハート型ジュエルに、みらいのピンク、えものイエロー、りんかのブルーの3色カラーで彩色されています。
私的には色が散らかってる印象を受けるので普通のジュエルの方が好きかなぁ😂

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ジュエルパクトに付属の通常ジュエル

 

ジュエルピンクとの比較。

 

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ジュエルピンクに付属していたジュエルを両方に装着してみました。
どうでしょうか。私はメッキ教信者なのでジュエルピンク(右側)の方が好みです。
でも王道のピンク×金が強い方はシャーベットピンクだと思います。

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本体の上半分のパーツのみメッキ塗装した事が横から見るとよく分かりますね。

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裏側。
電源を入れても、使いかけの電池では起動後すぐにプツっと切れてしまい
遊ぶまでが結構大変でした。

以上、デザインパレットシャーベットピンクでした。
プリチャン2期は超かわいいメッキ玩具に恵まれほとんどの玩具を購入している気がする😅
でも青いデザインパレットは購入する予定は今の所無いのでプリチャン2期の玩具収集もこの辺で終了かな。
今でも店頭で色褪せた箱のプリチャン玩具をよく見るし、Amazonでも値下がっているままなので
想定よりも売れずにかなり余ってしまっている様子です。
プリチャンの玩具は劇中で起こったアクシデントや問題を解決する為の特別なアイテムとして描かれる事はほぼ無く
ストーリーの進行の為に必要な装置として描かれている印象が強かったです。
なのでアニメが玩具の販促としての役目をあまり果たせていなかったと思います😓
3期ではプリたまGOしか出なかったし、プリマジに至っては初弾でカードファイルだけしか出ておりません。
プリティーシリーズもアイカツみたいにカードとケースと筐体ゲームの面白さのみで硬派に攻める路線にしたのかな🤔
おもちゃファンとしては可愛い玩具に発売して欲しいですが
昨今半導体が不足していて発売予定だった玩具も延期や発売中止になっていて
疫病が落ち着いてもこの状態は尾を引くみたいです。
早くプリチャン2期の時のように攻めた玩具展開できるようになりますように…🥺

 

 

PROPLICA ムーンカレイドスコープ

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PROPLICA ムーンカレイドスコープ BANDAI  2021年7月27日発送  17,600円(税込)


劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」のアイテム「ムーンカレイドスコープ」がPROPLICAより発売しました。
カレイドムーンスコープではなくムーンカレイドスコープです。
リメイク版のセーラムーンは基本原作基準になっているので、このカレイドは原作基準のカレイドという事になります。
こちらが本体。

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造形がめちゃくちゃ良いです。
PROPLICAシリーズらしく全体的にかなり美しく仕上げてあり、大人のコレクションアイテムと呼ぶにふさわしい出来になっています。

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全長50センチ越えなので存在感が半端無いです…!
90年代版と比べて全体的なカラーリングが白×金に変更されました。
写真では分かりづらいですが、白い本体部分は全体的に薄くパール&オーロラ塗装されいます。

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分かりやすいように明るさと彩度を調節してみました。

単なる色替えではなく、計7か所金の丸ビーズのリング的な造形に変更されました。

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こちらが90年代版PROPLICA
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90年代版がかっこいい版だとしたらこちらは神聖版といった雰囲気です。

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今回特に凄く良かった点はこの中央の発光部。

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光り方が良いという訳ではなく光ってない時が素晴らしいです。

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写真の通り、光っていない時にLEDがモロ見えしません
本物感がより強くなりました。

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90年代版のPROPLICAカレイドだとこのように光っていない時もLED丸見えでした。
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このLEDが見えない技術、マジックミラーみたいな事かな?
コズミックハートコンパクトをこの技術でリメイクしてくださいませんか😂

 


発光のギミックは、90年代版PROPLICAの時と同じく電池変えても光りが弱く
部屋を暗くしないと光っているのかもよく分からなかったです😂

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室内の電気消して撮影してコレ。

ぶっちゃけ肝心の光り方もミラちゅーのカレイドファイナルチューンタクトの方がグラデーションで綺麗でした。

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単四電池3本使用する↑と、ボタン電池3個のムーンカレイドで光りが違う事は仕方ないかもしれませんね😓
PROPLICAの場合、造形の都合上電池は基本ボタン電池なので本品のように発光部が大きいとどうしても光が弱くなってしまいますね。

箱裏側

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箱表面

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本体写真に艶々加工がしてあります。

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文字が箔押し。

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台座に細かい星の模様が入りました。

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裏面。

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PROPLICAらしく裏まで徹底して電池蓋やスピーカーがありません。

 玩具フェチ視点。

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上からのアングル凄く良い🥰造形の良さが際立ちます!

 

総合的には好印象なアイテムなのですが、展示品よりメッキが削減された事は残念でした。
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このムーンカレイドスコープ、持ち手の外周の金色の部分がゴールド塗装ですが
お披露目された2019年の魂ネイションの時はメッキでした。
下記ツイートから確認する事が出来ます。

 発売しただけでも有難いのですが、明らかにダウングレードしているので何だかなぁ…、、
値段をあと2千円上げても良いから展示品通りに商品化して欲しかったです🥺

あと開封して一番最初に思った事はメッキが黄色い!って事です😂
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ここまで黄味が強いと金メッキではなく黄メッキです。
聖杯の再び

f:id:sc_toy:20201231115937j:plain←黄色い聖杯
ここ最近はPROPLICAシリーズお馴染みのメッキを黄色にしないと気が済まない症候群が抑えられていたのに…
色味を押さえてこんな感じに通常の金メッキにして欲しいんですけど。

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無印のブローチが黄メッキの餌食にならなくて本当に良かった…😢✨

写真屋で色味をいじくってみました。

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黄色の明度を上げて、更に色味も黄土色系からオレンジ系に。

f:id:sc_toy:20210615083642j:plain←クリスタルカリヨンに色味を合わせてます

元画像はこれ↓(実物)

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うーん。どちらが好みかは感性によると思います。
この独特の黄メッキはPROPLICAと同じ魂ウェブから展開されている黄金聖闘士と同じようなカラーです。

www.google.com色担当している人同じなのでは?と思うほど黄メッキ。
色味がピンクから重厚な赤黒い色へ変更されたり金メッキが黄金聖闘士だったり、、
PROPLICA当初から細部に男性向け作品の玩具で培ったノウハウを感じます😰💦
この点においては好き嫌い分かれそうですが
昔の女児向玩具が好きだったからこそ今でも玩具集めている身としてはあんまり好きでは無いです…、、
もしかして、マジものの貴金属のゴールドの色とかが参考元だったりするのかな?
確かにマジの金ってイエロー強めなんですよね、、

www.google.comだとしたら、それを玩具のデザインに持ち込む事が意味不明過ぎる😂



女児向玩具において原作者が作画したアイテムが
そのまま1/1スケールでギミック付き玩具として発売する事はほとんどありません。
漫画からアニメ化する際、漫画版の意匠を汲み取って製品版として再デザインされて商品化します。
昨今ではメディアミックス前提で企画が進められる事が一般的になりつつあり
玩具のデザインが先行して出来上がっていて、それが漫画版でも作画される…といった流れのものが殆どです。
(ふたご先生版プリキュア・漫画版ミラちゅー・プリパラ・プリチャンなど)
根強いファンが買い支えると原作者デザイン版までもが玩具として発売されるというケースが出来て嬉しいです。
劇場販売された真鍮製クリスタル・カリヨン、3万の万華鏡(私は未購入)に続き
立体物が好きな原作ファンにとってはたまらないグッズだと思います。
原作版の玩具化の波はまだ続いていて、今予約しているクライシスムーンコンパクトも原作基準のeternal版です。
原作も好きだけど、個人的に玩具として一番愛着があるのはやはり90年代アニメ版…!
という事で、90年代版のクライシスもPROPLICA化希望します😂💦
ちびムーンコンパクトが90年代版で、クライシスがeternal版ってチグハグすぎる😭

90年代版のPROPLICAカレイドはかなり高騰していますが、買い逃した方がこのムーンカレイドを買って大満足できるかというと微妙です。
かなりテイストが違うし、音声もさほど愛着の無い映画版の音声が流れます。
これは愛着が湧かない程に映画が微妙という訳ではなく
子供の5年間という途方もなく長い時間、毎週お決まりの映像と台詞を骨の髄まで刷り込まれた効果は絶大だという事です。
従って、クリスタルスターとキューティのリメイク版PROPLICAみたいな
買い逃がしてしまった方も満足できるタイプの商品では無いと感じました。
これと並行して、90年代版のカレイド再販して欲しかったなぁ…色を変えて

香港の傘の方が当時のアニメや玩具版のピンクと近い😂
劇中小道具謳った商品なのに、赤ってどういうことなの😂


…長くなりましたが、要約すると
「原作版」の玩具化は喜ばしいし、製品として出来は良いけど
光り方が弱い点と、メッキの削減、そして黄味が濃すぎて色素薄い系の神聖さが薄れる点が少し勿体なく感じました。
以上、当ブログで紹介している玩具の定価の高値を更新した1品『PROPLICA ムーンカレイドスコープ』でした。

コロコロ ムーンスティックVer.

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美少女戦士セーラームーンコロコロ ムーンスティックVer. ニトムズ 2019年6月24日発売 1,980円 (税抜)

こちらは衣類用ムーンスティックことセーラームーンコロコロです。

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コロコロとは粘着テープで服に付着したホコリを取るための日用品です。
このように下の部分にテープが仕込まれています。
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このように使います。


前回のファンデに引き続きこちらもお安く売られていたので購入してみました。
セーラームーンって既存の日用品とコラボする際、ほぼプリントグッズになるので
あんまり期待していないというか😅
私の好みの範疇外のグッズである事が多いのでこのブログでもほとんど取り上げてはおりませんが
こちらは珍しくムーンスティックががっつり造形されております。

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他のコロコロ製品をみるとこのように玩具的な造形の製品はありませんでしたので
ニトムズの担当者さん、これ作るの結構大変だっただろうな😅と勘ぐってしまいます。

銀水晶もちゃんとキラキラしています。

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実際に使えるし、造形は玩具だし、ファン向けグッズとしては非常に良い塩梅の商品だと思います。
以上、コロコロ ムーンスティックVer.でした。

 

ミラクルロマンス ムーンプリンセスクッションコンパクトセット

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ラクルロマンス ムーンプリンセスクッションコンパクトセット 2018年12月14日発売 BANDAI 7,480円(税込)

 

今回紹介するアイテムは、2021年現在からおよそ3年前に発売したセーラームーンのコスメです。
発売当時買うか買うまいか悩みましたが定価が結構高い事と
すでにクリスタルスター型コスメを複数所持していたので見送っておりました。
しかし最近コスメのアウトレット店にてかなり値下がっていたので購入してみる事に。
ギフト箱のような高級感漂うパッケージです。
側面は花柄。

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このように箱を開けると

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コンパクト本体とルナのミラーが並んでいます。

さらに内蓋を開くと本体を取り出す事が出来ます。

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こちらが本体
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メッキの質が超良い
です。
あとストーンのキラキラ感が半端ないです。
正直、ゆるい気持ちで開封しておりましたが久々に「おぉっ!!?✨」となる感覚に襲われました!

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ストーンはスワロフスキーです。
いろんな角度から撮影してみました。

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自分が所持している玩具版を模したラクルロマンスシリーズの中では最高傑作だと思います。
もちろん容器のみの評価です。
コスメとしては使用していないので不明です。

 

元祖シャイニングムーンパウダー(左側)と比較。

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こうやってみると色味もサイズも違いますね。

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左のシャイニングムーンパウダーの方が丸いドーム状のフォルムです。
右のムーンプリンセスクッションコンパクトの方が平面に近く、当時の玩具版に似ているフォルムだと思いました。

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ラインストーンの煌めき具合は圧勝です。
通常のラインストーンと比べるとスワロの凄さがよく分かります。


玩具が好きだからこそ、玩具デザインがコスメ化されたミラクルロマンスシリーズを購入し続けておりましたが
最近は高級路線を突き進んでいて、毎年1万5千円越えのシャイニングムーンパウダーが発表されています。
玩具からデザインが遠ざかってるし、こちらは完全に自分の射程範囲外かな😅

ルナのミラー

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このルナのミラーは微妙かも…。せめて月のマークがラインストーンだったら…とか考えてしまいますね。

片方が拡大鏡になっています。

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せっかくだから、無印のブローチとかコズミック型とかにして欲しかった。
これのベルばら版みたいな商品がありまして、そちらはファンデ、ミラー、両方とも豪華です。
こちらは明らかにクリスタルスターのコンパクトの方が豪華でルナのミラーが格下というか😅
コンパクトが傑作であるだけに、勿体なく感じてしまいました。

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上質なメッキ塗装+スワロで、ミラクルロマンスシリーズ…というか
蓋のみならPROPLICA含めた玩具を模したクリスタルスター型の商品の中で最高傑作だと思います。
リメイク版PROPLICAはメッキではなくメタリック塗装だったし。

惜しまれる点は中身が空っぽである点😂

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クッションファンデをセットする為なので仕方ないですけど。

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これが箱の下の方に入っているクッションファンデ本体。
リキッド状のファンデを沁み込ませたスポンジが入っているので万が一、保管中袋が破けたら嫌すぎる、、
別個に保存しようと思います。
以上、ムーンプリンセスクッションコンパクトセットでした。
このクオリティでコンパクト内部が作り込んであるクリスタルスターをいつか拝みたいと思わされる一品でした。
でも、もうメッキ塗装×スワロのアイテムは今後あんまり出ないかも…。
スワロがDIY事業撤退するらしいので…😰

 

以下、スワロフスキーについての小話。
今年スワロがDIY事業から撤退する発表をしたそうです。
自社のブランドのアクセの方が収益率が高く、今後更に自社ブランドの価値を高める為だそうです。
なので、今後スワロ付きのPROPLICAやコスメコンパクトなどが展開するか心配です。。
正式には全くストーンが買えなくなるのではなく、今後はごく限られた小売店でのみ取り扱われるようになるそうで
そうなると、今までのようにお安く製品用に大口取引するの難しいですよね…🤔

仮にスワロを使用したアイテムが展開するにしても、値上がりそう😓
スワロのプロフェッショナル部門で提携しているなら今後もストーンの提供を継続するそうですが
現在の提携先がディオ―ルとかシャネルとかグッチとかのファッションブランド系なので玩具会社であるバンダイは提携していない雰囲気😓

私がスワロを知ったきっかけは、実写版セーラームーンのペンダントでした。

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パケのペンダント横に貼ってあるシールにスワロフスキー使用と書いてあります。

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こちらが発売したのは2003年。
このオルゴールにも使われていましたね。

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せっかく「キラキラ」において確固たる地位を築いていたのにDIY撤退は勿体ないと思いました。
多少割高になっても良いのでスワロを使用して欲しいです。
スワロ似たようなストーンに「プレシオサ」というブランドが有り、スワロユーザーはそちらに移管する動きもあるそうですが
スワロの輝きには敵わないという情報もあるし…。
一万円近いアクセサリー類では今後もスワロを使用するかもしれませんが
玩具スケールのアイテムは今後どうなるのか一抹の不安を感じています🥺

デザインパレット ジュエルピンク

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デザインパレット ジュエルピンク  タカラトミーアーツ 2019年10月24日発売 10,978円(税込)

 

 こちらは「キラッとプリチャン」の2期目に登場したアイテムになります。
プリティーシリーズ伝統の液晶アイテムですね。
作中では人気ブランドのデザイナーしか所持できない伝説的なアイテムという事でした。

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本体のフチはメッキ塗装。表面にはホログラムシールが貼られていてキラキラです!
本体自体に金メッキと銀メッキが同居しているアイテムって実はあまり数が多くなく珍しいです。
他に思いつくのはPROPLICAキューティ―ムーンロッドとか?
本体が金メッキ、付替えパーツが銀メッキというパターンならよくあります。

開封してまず先に思った事は箱の写真と微妙に違うという点😓

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箱の写真はボタンの回りが金色に縁どられていますが
実物は↓

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この通りコストカット変更されています。
ボタンの回りが箱の通り金色だったらもっと可愛かったと思うので残念💦
実物と箱の写真で違うのなら、箱の写真変更した方が良かったのでは…😓
液晶ゲーム内容は本品でデザインした服をQRコード化し、アーケードゲームで読み取りし、遊べるそうです。
凄いハイテク!しかし数年前に3DSで出たプリパラのゲームでも似たような事が出来て
そちらの方がコーデのバリエーションが多かったようで、本品の仕様を微妙だと思ってしまう人も多かった模様。
3DSソフトの場合ゲーム機持ってないと遊べないけどゲームソフト代だけでOK
デザインパレット(専用機)の場合ゲーム機不要だけど内容がボリュームダウンして一万円近い本体代が必要
専用ゲーム筐体が数年で入替になる訳なので、非ゲーム勢的にもソフトでの連動の方が良いって事が分かります😓
でも3DSってもう生産終了してソフトの展開もしていないので仕方が無いですね。


上部のジュエルは取り外し、手持ちの好きなジュエルと付け替える事ができます。

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本品の付属ジュエルはジュエルパクト(白)に付属していただいあのジュエルの色違いです。

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だいあのジュエルは銀メッキ、クリアパーツがラメ無しで、オーロラカラーです。

この金メッキ版は作中では後半に登場する「黒だいあ」のジュエルという設定でした。

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ジュエルの付け替えによってデザインパーツをゲットできます。

 


ジュエルパクトは全種コンプしましたがこちらは筐体連動系液晶アイテムだったので収集には消極的でした。
ゲーム筐体連動系玩具ってゲームをプレイしない人にとっては全要素遊び尽くせないので購入し辛いし
ゲームだけをプレイしたい人にとっては更なる課金要素だし、微妙に難しいよな🤔と思います。
筐体連動系玩具の難しさを感じさせる一品ではありますが数少ないキラキラ系液晶玩具なので
この路線がお好きな方にはオススメです🥰

他のキラキラ系液所玩具の記事をご案内しておきます。

sc-toy.hatenablog.com

sc-toy.hatenablog.com

 

デザインパレットは、まず第一弾として「シャーベットピンク」「エターナルホワイト」カラー版が発売され

2,3か月後にこちら「ジュエルピンク」「ジュエルホワイト」が豪華メッキバージョンとして発売告知されました。
1万円越えのおもちゃをちょっと変更して後出し発売する鬼畜販売スタイルはどうかと思います😅
番組自体が終了し、ゲーム筐体も終了するので今ならお安く購入出来ます。

現在では次の番組「ワッチャプリマジ」の関連アイテムも予約が開始されました!
カードファイルが異常に可愛くてゲームをプレイする予定は無いけど買ってしまいそうな予感🥰
純正のなりきり系カード収集ファイルは、ビニール地に絵柄をプリントしたものを
マジックテープでバリバリ開ける物が多く(例プリリケファイルバッグ・プリカードファイル)
造形美が追求されているものが圧倒的に少ないです。
なのでしっかり凹凸があるピンクの魔法の本のようなファイルにお披露目当初ビックリしました😲
これ系のDCD連動アニメだとスターターカードセットみたいなものも一緒に売り出される事が多いですが
現段階ではカードファイル関連しか無いのであんまり商売っ気を感じません。
ゲームが1プレイ200円になったらしいので関連玩具ではなくゲームに投資してって事かな?
「魔法」要素が盛り込まれている作品みたいなので可愛い魔女っ子おもちゃに期待しています😊
ワッチャプリマジが楽しみです😊

 

 

クリスタル・カリヨン


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クリスタル・カリヨン ムービック 2021年1月8日発売 2,000円(税込)

こちらは劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公開に際して発売された劇場販売グッズの一つです。
私は劇場に足を運ぶ事が出来なかったので後々通販にて購入しました。
原作基準のクリスタルカリヨン、初の立体化と思いましたが
以前、原作のカリヨンのキーリングが発売されてたので初では無いですね😓
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私の中ではクリスタルカリヨンといったら90年代のアニメ版の形が一番見慣れている上に好みなのですが
原作版の形状はこの機を逃したら、もうあまり商品化されなさそうな気もする…
という事でゲットしておきました。
箱を開くと

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緩衝材である黒いスポンジがお目見え。
聖杯とかスタリオンレーヴのクリップケース(サンスター製)みたいに真鍮製の重みを感じます。

こちらが本体

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箱の中で鳴らないように白い緩衝材がベルの中に入れ込まれています。
サイズ感はほぼ原作通りに再現されていると思いました。
特徴は全面金メッキ!
メッキ教信者的には嬉しいような…うーん…
原作のクリスタルカリヨンは下のベルの材質が透けていてガラスで出来てるイメージだったので
イメージ通りかと言われると微妙なところですが
劇場版公開に際して発売された玩具的なスケールで発売された立体物って高額万華鏡とこれだけだったので
発売しただけでもありがたいです😂
あとは予約品で届くのは公開終了後数ヶ月先とか、フィギュアかお得意のプリントグッズやアクセやコラボ商品とか…
魔女っ子玩具オタの主食になるようなあんまりアイテムは無かったです😓

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メッキの質感はまあまあって感じかな?
よくみるとブツブツしてるのですが2000円という良心的な価格なのでこれで充分だと思いました。

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シンプルな造形ですが全体的に真鍮製の重厚感みたいなものが漂っていてます。
振ると音色が楽しめる仕様が素晴らしいです。
どういう訳だかコレ系の商品の展開って無理やりペーパーウェイトとかメモを挟めるとか
いつも謎の実用化をされてしまう事が多いのですがストレートにベルとして発売されて良かった😊


この原作版のカリヨンに関しては玩具版を是非…!とはならないかも…😅
持ち手のハートの部分は原作版通りの細さですが、玩具としてABS樹脂での再現が難しそうだからです。
玩具化するならハートの持ち手が太くなるか、全体的にサイズアップするとか何かしらアレンジされてしまいそう😅
…という事で、もしクリスタルカリヨンをPROPLICAするなら
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こちらの90年代版を希望します…!

 

そういえばセーラームーンFC今年も特に何も考えず更新したんだけど、玩具オタ的には失敗だった感。
最近、女性大友向け商品の展開が消極的になっている気がする。。
どれみのPROPLICA、後回しかポシャったのか不明だし
19年に展示されたクライシスの発売発表まで時間掛かったし、とにかく動きに鈍いというか。
女性大友向け展開の予算削減かコロナで中国工場の稼働が悪化したのかと予想してます。

↑こんな感じだし😂

こんな中でFC会員向けという販売数の天井が決まってしまっている市場に向けて
高コスト玩具なんて絶対発売しないと思う😂
という事で玩具オタ的には停滞モードが続きそうです😂

玩具の黄変まとめ

最近ブログの更新がスローペースになってしまい申し訳ございません😅
今回の記事は玩具紹介ではなく「黄変」についてまとめた記事になります。
前々から申し上げておりますが、当ブログで扱う「黄変」は全て“玩具に使用されているABS樹脂”でのお話です。
家電やゲーム機、アクリル、紫外線硬化樹脂(UVレジン)やエポキシ樹脂、PVC(フィギュア)本などの紙製品には適用されませんので
くれぐれもご注意ください。
筆者は関東平野住みです。温度、湿度など別環境だと結果は違ってくる可能性があります。
いかなるケースも必ず自己責任でお願いします。
この記事の内容は全てが10年程度の観測を元に書いたものですので
確証も10年程度という認識でお願い致します。

 数年前、いつか誰かの役に立てたら良いかな程度の熱量で行った黄変劣化を元に戻すための実験記事が
当ブログ屈指の人気コンテンツとなりました。
私が予想するより、黄変に関して関心が高い方が多くいらっしゃるのかと思います。
しかしながら実験記事は複数あり読みづらい不親切設計となっておりますので
当記事に黄変について現段階で分かった事を全てまとめました。
読むのが面倒な方用に端的に申しますと
おもちゃが黄ばみたくなかったら発売後早めに購入し直ちに暗所に保管すべしです。

黄変の種類と共に、なぜ↑なのか、解説して参ります。

 

■1 暗所黄変
短期間※1明るい空間※2に置いた後、暗所に保管する→しばらく経って※3取り出すと黄ばんでいる現象。
※1  短期間とは売り場に並んでいた時間を含める。1、2ヵ月程度~
※2  文字が読める程度の明るい空間。
直射日光に当たっていなくても該当する
※3  期間はモノによって個体差あり。 半年経たず黄変する個体もあれば5年くらいかけて少しずつ黄変する個体もある。

beforeのムーンスティックと背景のピンクは同じ色です。
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酸化防止剤に日光が当たり化学変化が起こり黄色く変色する現象で、日光に晒せばある程度元の色に戻ります。
即ち変色の原因が日光で、元の色に戻す為に必要なものも日光。

暗所に保管する前は黄変していない事が多く「暗所」が原因で黄変したと思われがちですが違います
暗所以外に出しっぱなし
が黄変のトリガーになります。
「日光に当ててないのに暗所に入れたら黄ばんだ!」というケースの殆どは、日光の解釈違いによるもので
日光とは「直射日光」ではありません。
日光=直射日光ではなく文字が読める程度の明るい空間です。
短期間でも明るい空間に出していたものは日光に当たったという事になります。
なので明るい空間に紫外線対策をせず光曝露された玩具は「日光による変色が起こるトリガー」が既に引かれていたという事です。


私が観測した限り劣化の原因は日光(紫外線)で、日光さえ遮断すれば変色しないという事が結論です。
なぜこの結論に至ったのか説明致しますと…

こちらは発売後かなり時間が経過した玩具で、明るい空間に晒されていた期間がありました。

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↑このような玩具本体が露わな窓付箱に入った玩具の場合、暗所黄変は光に晒された部分のみ起こり
発砲スチロールに覆われたハートの根本2か所の樹脂は黄ばみません。
私はコレクション品を基本的に箱に入れっぱなしで暗所保管しておりますが
その中でこのような「過去に光に晒された箇所だけ黄変する」現象が何個か起こりました。
さらに

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このような窓の無い日光遮断仕様の箱に入った玩具(新品購入)を
長期間暗所保管しておりますが今現在黄ばんだ玩具は一つもありません
・窓付箱のスチロールに覆われた箇所は黄変しない。
・新品購入し、暗所保管し続けた窓無箱の玩具は全く黄変しない。
つまり、日光の届く明るい空間に晒されていないABS樹脂は黄変しない
原因が日光ではなく、「暗所(光が当たらない事)」や「酸化防止剤が空気に触れて変質した」場合
この窓無箱入り玩具はとうの昔に黄ばんでいると思います。
以上から暗所黄変の原因は日光という結論に至りました。
従って黄ばみを防ぎたい場合
購入後すぐに暗所に保管するorUVカット機能付きのディスプレイケース内へ入れる事をオススメします。
UVカットケースには寿命があるので確実に紫外線を遮断したい場合は暗所保管)

 

このような↓窓付箱の場合
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黄変を防ぎたいのであれば発売後、なるべく早めに購入するに限ります。
売り場や商品倉庫の照明がLEDではなく蛍光灯だった場合黄変リスクが高まります。
(蛍光灯によるヤケは後述致します。)

中古流通品は前の持ち主、さらにその前の持ち主が暗所に保管していなかった可能性があるので
黄変するかしないかほぼギャンブルです。
購入時変色の無い美品を購入したとしても暗所に保管したら黄変する可能性が有ります。
まだ黄変していないけど暗所黄変するトリガーはすでに引かれた状態かもしれません。
セーラームーンを始めとする90年代に発売した玩具の多くはこのような窓付箱仕様なので
黄ばむ可能性が無い個体を入手する事は、新品未開封品を購入したとしてもかなり困難です。
このブログで当時の玩具を復刻して欲しいと常に嘆いているのは
変色する可能性の無いものを確実に入手するにはもう復刻しか無いからです。

 

 

一度『暗所黄変』が起こってしまった玩具はもう元の色に戻る事はありません(キッパリ)
過去に黄変した玩具を元に戻すため下記の実験を行いました。

sc-toy.hatenablog.com

sc-toy.hatenablog.com

両実験の記事にも書いた事ですが

・完全に元の色に戻らない
・元の色が抜ける(薄くなる)
・材質自体が劣化する
・実験後に黄ばみが多少復活する

…という事でこちらの実験の真似事はあんまりオススメ致しません…、、
「リスクがあるのに完全に元に戻らない」ってやる意味ある?とも思います😓
どうしても、どーーーしても黄ばみが嫌!リスク承知で少しでも黄ばみを抜きたい!元の色が抜けても材質劣化も気にしない!
という方以外はやらない方が絶対良いです。
重ねて申し上げますが、やる場合は自己責任で。
ワイドハイターの方はメッキも剥がれるのでメッキ塗装されているパーツは実験不可能です。

 

 

■2 日焼け
長期間明るい空間に置きっぱなし→しばらくすると黄ばんだり退色したりしている、という現象。
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特徴は「退色」で、とくに金メッキやピンクメッキなどの
色付きメッキに顕著に退色が見られ銀メッキに近い色に変色します。
箱の色味も退色して薄くなります。
黄ばみ方も暗所黄変より強く、黄色を超えてオレンジみたいな色になる事もあります。


暗所黄変の説明にて日光に当ててから暗所に保管すると黄変するのなら
ずっと明るい空間に出しっぱなしにしておけば良いのでは?と考える方も居るかもしれませんが
出しっぱなしにしていても、どの道変色します
こちらの「日焼け」の場合、変色だけではなく材質の劣化も促進されますので注意が必要です。
それと、日光だけではなく蛍光灯にも注意すべきです。
蛍光灯にはLEDの200倍もの紫外線量が含まれているので日焼けしますし暗所黄変のトリガーも引かれます。
オタク系ショップの照明付きガラスショーケースの中で
「照明で焼けてしまったのでお値下げします」なんて事例を何回か目撃した事があります。
玩具を部屋に飾りっぱなしにしているけど、日中出かける前に完全遮光カーテンを閉めて
夜に帰宅して楽しんでいる方は部屋の照明をLEDにする事をオススメ致します。


日に焼けてしまった玩具はワイドハイターに漬ける実験はしない方が良いです。
日焼けした時点でかなり材質が劣化しているのに、ハイターに漬ける事により更に劣化が促進されてしまいます。
細かいパーツは割れる可能性もあるので日焼けした玩具は実験不可能です。
レトロ品としてそのまま愛でましょう。

 

■3 段ボールの材質や使われている接着剤の成分での黄ばみ

過去、紫外線を含む明るい空間に晒された事の無い玩具…
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つまり↑のような窓無箱のおもちゃを新品購入後、すぐに段ボールに入れて保管したとしても
段ボール自体の材質(リグニン)段ボール用の接着剤の成分が揮発し玩具本体の酸化防止剤と結びついて黄変してしまう…という説。 
要するに、黄変のトリガーが日光ではないという事です。

…ええと、すみません、この現象は未だ私の玩具と環境では観測できておりません
前回の記事では5年様子を見たけど黄変しておりません、と書きましたが
それから4年後の今、9年目に差し掛かりますが未だにこの「日光起因以外の黄変」が確認できません。
ジワジワと劣化が起こるという事なので、まだ時間が足りないのかABS樹脂だと変化が起こりにくいのか…
よくわかりませんが、とにかくこの様な説があるので絶対に劣化させたくない!という方は
念のため段ボールでの保管はやめておいた方が良いかもしれないです。
ではプラ製のケースに入れて保管しようと思った方、こちらも注意が必要です。
プラ製コンテナや衣装ケースの場合大体が半透明で日光を通してしまい、保管中に劣化が促進されてしまいます。
ケースを選ぶ場合日光を通さない暗い色のものを選ぶ必要があります。


■4 湿度による黄変

 湿気で黄変するという説もお見掛けしたのですが、こちらもまだ未観測です。
私は冬場になると加湿器フル稼働させていて、机に置きっぱなしの紙がブヨブヨになるほど湿度上げています。
7、8年前、加湿器フル稼働状態時に玩具収納を覗いたところ、入口に近い所に置いてあった
キュアフルーレやフラワータクトの箱がふにゃふにゃになってしまい😂触ったら破けそうだったのでそのまま放置して
半年後位に取り出してみたら乾燥して元に戻ってました😂良かった…😂
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…という事で、私の玩具は毎年かなり高湿度状態にあったと言えます。
その玩具を去年取り出したところ

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全く黄変しておりませんでした。
「湿度」のみで黄変するのであれば、もうとうの昔にコレクション品の大半が黄ばんていると思うのですが…
未だに「湿度のみの黄変」は観測されておりません。
このような説があるため気になる方は除湿剤を置いてみても良いかもしれません。
でも黄変についての記事を読んだところ「酸性雰囲気」に置くと黄変が消失し※4
アルカリ性雰囲気」に置くと黄変が復活する、という情報も目にしまして。
除湿剤=塩化カルシウムアルカリ性なので…どうなんだろう😓
10年程度なら紫外線に暴露していない玩具は湿度で黄変しないという結果が出ているので
私は今後も除湿剤は置かずに行こうと思います。

 

※4 玩具を酸性雰囲気に置くと黄変が消失するとの事だったので
濃い目のクエン酸水溶液を作って黄変した樹脂に塗り4日放置した結果
ほんの少しだけ、本当に気のせいレベルで黄味が薄くなったように思えました。
今まで行ったどの実験よりも効果も薄いし、液体を玩具に塗ると
故障や錆の元になりますのでクエン酸実験もやらない方が良いと思います。

 


 

以上「玩具の黄変」についてのまとめでした。

要約すると『売り場でヤケる前に新品購入し、段ボール以外の暗所に入れておけば恐らく黄変しない』という結論です。
しつこいようですが、この結論も10年程度しか確証はなく、さらにここから時間が経って20年30年と過ぎたら
どうなるのか全く分かりません😅
あと真空保存している訳ではないので、空気中の何かが原因で劣化するかもしれません😓


こちらも以前に書いた事ですが、黄変した玩具の価値を軽んじる気は毛頭ございません。
10年以上前のレトロ品は劣化している状態が基本です。
少々の変色・劣化も許せないのであれば年代物を収集していく事自体がかなり難しくなってくると思います。
美品を購入したとしても黄変するかしないかはギャンブルになります。
なので黄変していない状態で揃えたい物に関しては、新しく復刻版を発売して欲しいと考えております。
私が黄変についての記事を書き記している理由は
「黄変させたくないのに意図せず黄変してしまった」という状態になってしまう方を一人でも減らしたいと考えているからです。
要するに今現在レトロ系をメインで収集されている方ではなく、数年内に発売した現行品をメインに収集し
それを劣化させずなるべくそのままでの形と色で残したいと思っている方に向けて書いておりますので留意頂ければ幸いです。

※2021/10/16 追記※

長野県工業技術総合センター様のホームページ上に連載している
有機工業材料の不具合・トラブル対策物語」の第8話「変質、劣化」に
プラスチックの劣化や暗所黄変について詳しい方が解説されています。

https://www.gitc.pref.nagano.lg.jp/zairyo/zai_rensai.html

それによるとプラスチックは光と酸化に弱く
それらを防止する際に添加されている酸化防止剤が赤く変色し黄ばんで見えるそうで
屋外のような強い光ではなく暗い雰囲気でもこの反応が起こり、蛍光灯でも劣化が促進される。
湿度については、湿度単体ではプラスチックに影響しないけど湿度に光と熱が加わると劣化が促進されるという事です。
…という事は本記事の内容が大体合っているという事になります。
なので黄変させたくない場合は中古品を避けとにかく「光」に気を付けましょう。

スター☆トゥインクルプリキュア スペシャルエレメントボトル& ハートクルリング

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スター☆トゥインクルプリキュア スペシャルエレメントボトル BANDAI 2020年1月25日発売 550円(税込)

こちらは2019年度に放送していたスタートゥインクルプリキュアから
2020年度のヒーリングっどプリキュアにバトンタッチする際に発売されたスターカラーペンダント型エレメントボトルです。
特徴は進化後のフワのイラストが描かれたシールがベタっと貼られている点。
普通のエレメントボトルと並べたらかなり安っぽく浮いてしまうので
フワの顔はシールではなくレリーフで再現して欲しかったかも🤔
というか、普通にスターカラーペンダントの造形を再現してくれた方が良かったです。

 そういえばスターカラーペンもシールがベタっと貼られている仕様でした。

sc-toy.hatenablog.com

 スタプリって80年代へのリスペクトを随所に感じる作品だったのですが
玩具もシールがベタっと貼られたな80年代仕様です😂

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↑80年代に発売されたマミのステッキ
ヒーリングステッキにセットすると一応フワの声が流れたので、その点は良かったです。

 

 

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 ハートクルリング BANDAI 2021年2月22日 発売 270円(税抜)

 

こちらは2020年度に放送していたヒーリングっどプリキュアから
2021年度のトロピカル~ジュ!プリキュアにバトンタッチする際に発売されたラテの形をしたハートクルリングです。

バトンタッチアイテムって姫プリ→まほプリの2016年からスタートして
単品で玩具として販売されたり、DX玩具の早期購入特典として配布されたりしてきましたが
食玩としてリリースされたのって初めてでは?🤔
エレメントボトルのフワとは異なり立体的に造形してある点がポイント高いです。

現状トロピカルパクトは未購入の為ギミックは未確認…😅

トロプリは毎週楽しく視聴しています。
何週にも渡り総集編続きだったラブパトや
ファン獲得に作品の質の向上するよりYouTuber頼みに舵を切ったミュークルドリーミーに代わりニチアサで一番楽しみな作品です。
でも玩具の仕様は微妙でハートルージュロッドの色分けの少なさとか
変身ハートクルリングのサマー以外ラインストーン無しな所とか
貧乏臭いどケチ感漂う節約っぷりがどうしても目についてしまいます😅変身スターカラーペンの羽、再び…
解禁になったキュアラメールの玩具に付属するハートクルリングの説明で
「キラキラのラインストーン付き!」と書いてあり、、、もうラインストーン付きって標準仕様ではなく
特筆すべきポイントになってるんですね。。

かつてラインストーンが普通に付いていた時代が懐かしです😂

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この頃の玩具って贅沢だったのね…

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「バトンタッチリンクルストーンセット」は姫プリのエレガント感と
まほプリのキラキラ感、両者のアイテムの長所が絶妙にマッチして至高の一品でした。
お値段もそれなりで1000円(税抜)だったので今回紹介した2アイテムよりも高級感があって当然なのですが😅
プリキュアが続く限りはこのバトンタッチアイテムも続けて欲しいです😊

 

  

キラキラおでかけコンパクト & リボンのかみさま リボン

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キラキラおでかけコンパクト BANDAI 2018年12月15日発売 2,420円(税込)

「ここたま」シリーズに関してはほとんど何も知らないのですが、SNS上の素敵な写真に触発され購入しました。
マスコットを収納し持ち運べるコンパクトで、肝心のマスコットは別売りなので本品のみでは遊べません😅

こちらが本体

 

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リボンの中央の大きなラインストーンが綺麗です。

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蓋のデザインがなんとなくスマイルパクトに似てるような気がします。
バンダイにしては色分け頑張ってると思いました!
女児向け玩具王道のピンクがメインカラーですが薄緑+薄紫との組み合わせが珍しいと思いました。

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リボンは下にスライドする事が出来ます。
紙製のリボンちゃん(?)がお目見えします。
コンパクトを開くとこんな感じ。

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購入前にマスコットを入れるとしゃべるギミックが付いているものだと勝手にイメージしておりましたが
本品に電動ギミックはありません😂

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付属のソファーをセットしたり
下部が開閉できるので小物を入れたりする事ができます。

 マスコット用のミラー付です。 

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このように使います。

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ネックストラップも付属しています。

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リボンちゃん(?)は別売りです
最近のコンパクト型玩具は基本このような紐のネックストラップか、首から下げる仕様ではないものが多いですよね😅
昔みたいにアクセサリー用のチェーンだったらもっと可愛いと思うのですが切れやすい所が難点ですね…

 

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パケのイラストのコンパクトの横にぶら下がってる鍵は別売りみたいで、こちらも購入しました。

 

 

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リボンのかみさま リボン BANDAI 2018年09月08日発売 1,540円(税込)

鍵をゲットするにはこちらが一番お求めやすい商品です。
他にも「オルゴールのここたまキャッスル」や「ここたまセット」という商品にも同じ鍵が付属していますがこちらよりも高いです。

お目当てのカギはこちら
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メッキ+ラインストーンでキラキラです!
流れ星のしっぽの部分がトリガーになっていて、下げると星がくるくる回ります。

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 マスコットをコンパクトにセットするとこんな感じ。

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カギ目当てで購入しましたが、マスコットという立体物が入ると様になります。

コンパクトに付属してる小物も取り付ける事ができます。
↓は青い帽子を取り付けてみました。

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小物入れに他の余りのパーツを収納してみました。
これでようやく完成品になった感じなので、コンパクトを購入したらこちらもセットで購入する事をオススメします。

いつも紹介している魔女っ子おもちゃとは一味違うお人形遊びが主体のコンパクトでした。
と言っても、エンジェルポケットとかトゥインクルパクトとは違っていて、
別売りのここたまマスコットをそのまま入れられて持ち運べるキャリー系のアイテムなので
光ったり鳴ったりとギミックが無く少々物足り無さは否めませんが😅リルリルフェアリルやミュークルドリーミーなどの
ファンシー系がお好きな方にグッと刺さるように思いました。

 

ここたまっていつの間にか展開が一旦終了していたんですね😓
一時めちゃくちゃ人気があり好調でしたよね…、、
プリキュアとはターゲット年齢が微妙に違う気もしますが
玩具コーナーではプリキュアよりここたまの方が幅を利かせていた記憶があります。
5年前の2016年のネット記事によると、ここたまのマスコットの総出荷数が100万個突破していたそうです。凄い人気。
このコンパクトと鍵の活躍する「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」はそれまでのここたまとは別舞台での新作で
前シリーズは3年続いたけどこちらは1年で終了し次作はYouTubeに移行。
妖怪ウォッチみたいにキャラ入れ替えたり作風変えたりすると裏目に出て上手くいかない法則が発動しちゃった…?
でも同じシリーズのアニメを何年も放送するとマンネリ化したり新規層入り辛くなりますよね…
プリキュアも5go!go!以降同キャラでの2年目やらなくなったし。
子供向け番組ってこの辺の塩梅が非常に難しいと感じました。