マジョカアイリス タカラトミー 2018年10月27日発売 9,936円(税込)
こちらはマジマジョピュアーズ2人目の追加戦士・ユリアの変身・攻撃アイテムであり、
更にユリア以外の4人をパワーアップフォームに変身させる為のアイテムの一つであり
更に更に、5人の合体技用のアイテムでもあります。
未だかつてここまで様々な役割を担ったアイテムってありましたでしょうか…。
役割だけでもなくステッキアイテム史上初のもの凄いギミックが搭載されております!
こちらが本体
なんとこちらのマジョカアイリス、ステッキ型アイテムにして液晶画面が2つ付いております。
液晶画面が1つ付いているだけでも斬新なのに2つ付いてるって…このおもちゃ、衝撃作です。
発表された時はW液晶画面に衝撃を受けたもののメッキ無しか~~(^^;)という印象でした。
1年前のミラちゅーではパワーアップ後のステッキアイテム「ファイナルチューンタクト」がメッキ塗装有りだったので
メッキ信者としては少し残念だったし、なにより価格が9,936円(税込)と高額だったので多分購入しない…気がする…と
思っておりましたがクリスマス商戦後値下がっていたのでサクっと購入してみました。
届いてとりあえず電源入れて変身遊びをしてみました…
ステッキの中でユリアが踊りまくってる!!!
上と下で別々の映像が同時に流れている状態が地味に凄くて脱帽。
このギミックはCMやyoutubeでの本人達による販促動画で知っている状態でしたが実際目の当たりにするとビビりますね。
変身シーンがフルで収録されており、音質も中々良いです!
玩具のみで変身シーンをフルで、しかも動画付きで楽しめるアイテムはこのマジョカアイリスのみだと思います…!
変身シーンを映像で楽しめる液晶玩具もありますが大抵静止画が横に流れる感じですよね…
このW液晶画面を活かしたギミックで変身、必殺技・ミニゲームで遊ぶことが出来ます。
宙に星を描いて変身遊び(というか5回振れば認識されます)
この他にもモード選択は基本的に振る動作で行います。
細々としたボタン操作が無く簡単に遊べて良いと思いました!
踊りまくるユリアがW液晶画面で鑑賞できる変身・必殺技遊びも凄いですが
個人的に面白かったモードはマジョカジュエルで魔法を使う遊びのモードです。
使うジュエルの種類によって先端の宝石の光る色が変わります…!
このラブリーオパールは『オパール』なので白ですね。
エメラルド系を使うとグリーンに光ります。
使う魔法によって上部の液晶に映し出されるエフェクトが異なっていて…
蝶が飛んだり雷が落ちたり色々なエフェクトが楽しめます!
別売りのマジョカジュエルを購入しなくてもほぼ全種のマジョカジュエルが収録されているのでお得です。
箱の説明書きは↓こんな感じ。
ジュエルを選択して本体を振ると魔法がかかり液晶にムービーが映し出されると
本当に魔法を使っている気分になれます…!
童心に戻り感動しました…!
本体の裏面
裏面にはレリーフが施されていてあんまり手抜き感がありません。
特にこの部分↓が気に入りました
このスピーカー可愛すぎる。
写真には写りにくいのですが
上部の液晶の紫色のプラにはパーツは細かいラメが入っています!
パール掛かって見えて綺麗です!
もう一点良かった所はOPテーマのミルミルがOPサイズで収録されている所です。
玩具に収録されている演奏モードって大体一部のみなのでこれも珍しいと思いました!
ユリア推しとしてはココが唯一残念だったポイントです…!
「レインボーダイヤモンド」のエンブレムの造形が無かった所…!
ユリアの変身用マジョカジュエル「レインボーダイヤモンド」はこのマジョカアイリスの先端パーツという設定なので
オーロラ塗装するとか、エンブレムの造形は欲しかったです…!
他の4人はメッキ塗装でキラッキラのマジョカジュエルが発売しているので
ユリアにもキラキラのマジョカジュエルが欲しかった…な…
↑この残念だと思ったポイントはメッキ好きかつユリア推しファンの戯言なので
「マジョカアイリス」という傑作玩具の残念ポイントではありません(^^;)
この玩具は凄いおもちゃです!
長年魔女っ子おもちゃを収集して来ましたが
ここまで技術の結晶みたいなおもちゃは初めてです。
実物を手にするまで「液晶を2つも搭載してるなら本体は思ったより大きくてゴツいかもな~…」とか思ってましたが
そんな事無かったですし電池を入れていない状態だと結構軽い事にも驚きました。
ムービーや内蔵メロディがフルで流れる点やW液晶を活かしたギミックも素晴らしいです。
今時の子供はこんな高性能魔女っ子おもちゃで遊べるのか…羨ましい…(*^^*)
というか、これ以上の高性能ステッキはこの先あんまり出現しない気がします…。
プリキュア(バンダイ)がW液晶玩具を出す気は無さそうだし
このおもちゃの値下がり具合をみると高性能である分価格が高額過ぎたようなので
タカラトミーも性能は落として安い玩具の方へ向かいそうな予感…
やっぱりマジョカルミナ位の値段の方が手を出しやすい気がしますね。別に安くはありませんが。
なのでこの先数年間「マジョカアイリスの方が凄かった~…」みたいな状態になりそう。
魔女っ子おもちゃ収集家としてはこのマジョカアイリスは
タカラトミーが昔から積み上げてきた技術を感じました。
2001年にタカラがコメットさんの『ラブリンバトン』でテレビに繋いで遊ぶステッキを発売したんですよね。
合併前のトミーも2004年頃にディズニープリンセスの『キラキラ魔法のレッスン』というテレビステッキに繋いで遊ぶステッキを発売してます。
「ステッキを振る」+「画面と連動する」この要素を追求した先にこのマジョカアイリスが存在している…気がします。
ちなみにバンダイも2006年ふたご姫Gyu!でテレビと連動するロッドの玩具を発売しているけど
その後魔女っ子おもちゃ型のテレビ連動玩具は無いような…(-_-;)
マジマジョピュアーズが好きな方はもちろん最新のおもちゃの凄さを実感したい方に
超絶オススメ玩具です…!