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明日のナージャ

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以前の記事の最後で少し触れた「明日のナージャ」の紹介をさせていただきます。
10年以上過去の作品なので忘れ去られている感じもしますし、作品自体知らない方もいらっしゃるとは思います。



おジャ魔女どれみプリキュアの間の2003年から2004年の間にかけて放送された作品「明日のナージャ
大ヒットしたどれみシリーズの直後、そのまま2匹目のドジョウを狙わずにファンタジーや魔法といった要素は排除。
作中の時代設定も100年以上前に設定。ストーリーは世界名作劇場というよりヨーロッパが舞台の古典少女漫画寄りといった感じで、恋愛要素も多く
どれみから大幅な路線変更が行われた意欲作だったりします。

大まかなストーリーは「孤児院で育った少女ナージャ異常にモテるが旅一座に加わり生き別れの母親を探しに行く」というものです。
ストーリー後半、ナージャの母親探しを邪魔するが現れます。
おそらくこの敵はニチアサ女児アニメ史上で最狂最悪かつ最も邪悪で鮮烈な敵である思います。プリキュアの悪とは違う恐ろしさを持っています。
1話の時点で何食わぬ顔で登場しているので再度見直すと戦慄します。
この敵は最後までナージャを追いつめていくのですが…この様はまるで昼ドラのようでした。
恋愛要素も胃がキリキリする場面があったり、毎週日曜日がめちゃくちゃ楽しみでした。

繊細かつ華やかでクオリティの高い作画と演出、魅力的で個性的なキャラクター達、よく練られたストーリーで破綻も無く
明日のナージャ」は正真正銘の傑作と言っても良いと思います。

以上、作品紹介でした。
以下はおもちゃ愛好家である管理人の訴えです。


……さて
この傑作「明日のナージャ」ですが
黒歴史」だ、「不人気」だ、「絶対許さない」と、不当な評価をされています。
作品自体のクオリティは高いのですが…

何故かというと
関連商品を買ってくれるメインターゲットの幼女にはあまりウケが良くなく、グッズの売上も低迷してしまい、シリーズ2年目に突入できなかったからです。

確かに、ナージャを理解して楽しむためには「どれみ」とは違い7、8歳位~の理解力が必要だと思われます。
(どれみも話によっては高い理解力が求められる時もありましたが)

売れない=人気無い=微妙な作品 ←これが拭いきれなかったのです。

作品の良し悪しは「売り上げ」では無いのです。決して。
しかし、売上が悪いとどんなに完成度が高い作品でも正当に評価されないのです。

…ここで問題なのは
明日のナージャ」のおもちゃはメッキが使用されており、デザインもヨーロッパのアンティークなテイストでかなり可愛かったという事。




                     



後番組は丸っきり路線をチェンジした「ふたりはプリキュア
ナージャよりも「メインターゲット層に響きやすく数字的にも良い成績を残せる作品」であった「ふたりはプリキュア」ですが
おもちゃのコンセプトも一新されメッキ無しのシンプルなデザイン。ガラケーやノートPCがモチーフで液晶も付いていました。
ふたりはプリキュア」のおもちゃは私のような往年の女児アニメの可愛いコンパクトやステッキが好きな人間の心にはあまり響かないデザインでありました。
この事により、
おもちゃが可愛いのに番組が不人気、という事態はおもちゃコンセプトも一新されてしまうので、おもちゃ好きにとっては非常事態である事がよく分かりました。
※あくまで玩具自体の話です。「ふたりはプリキュア」という作品は王道で面白く毎週楽しみに視聴していました。

このショックから10年経ち、今ではプリキュアのおもちゃが可愛くなりつつあります。(メッキはあまり有りませんが)
しかし、このプリキュア人気も去年は落ち込んだという事で10年前のショックが少し蘇りました。
魔女っ子系トイをリリースしてくれているシリーズはプリキュアシリーズ位しか無いので、プリンセスプリキュアには頑張って頂きたいものです。

プリンセスパフュームは売れ残り狙わず普通に買おうかな~とおも思っているのですが、、
スマイルパクトやラブキッスルージュのように大人向け展開されたらそっちの方が欲しくなりそうでまだ買ってません…Docomo_kao8

…ふと思ったのですがプリキュアシリーズがもし終了したら次はどんな路線で狙っていくのでしょうか。
DCD主導とか液晶付きデザイン復活とか嫌だなぁ…汗

ちなみにナージャのおもちゃの売れ残りは不良在庫だとか揶揄されていましたが
今現在ではリングジュエリーや万華鏡など意外と高値で取引されています。
作品自体も海外では高評価らしいですサキ

いつかナージャのおもちゃは個別に紹介する記事を書きたいです。